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US ARMYのユーティリティシャツ!OG107の年代別特徴を紹介します!

こんにちは!

アメカジ大好きmaaasaです!( @BlogMaaasa)

 

今回紹介するのは米軍が実際に使用していたミリタリーシャツを紹介して行こうと思います!

このシャツは、ファティーグシャツやユーティリティシャツなどと呼ばれています。

 

US ARMYが実際に使用していた物で、全て1点ものですw

 

シンプルなデザインとコットンの経年変化のカッコよさから人気が高く、これまでもかなりの数が取引されています。

 

近年その人気の高さから数が減り、古着でも状態の良いものがなかなか手に入りにくくなっています。

 

そんなユーティリティシャツの年代別特徴を紹介できればと思います!

 

なお、今回は比較的手に入りやすいOG107と507について紹介して行きます!

 

US ARMYとは?

そもそもUS ARMYってご存知ですか?

 

US ARMYとはアメリカの陸軍を指します。

 

その当時のアメリカ陸軍が実際に使用していたミリタリーシャツが今回紹介するOG107になるわけですw

 

ミリタリー好きの界隈ではUS ARMYなどはとても人気があり、日本の古着市場でもかなりの割合を占めています。

 

他にも空軍のUS AIR FORCEや海軍のUS NAVYなどざまざまな軍の名前があります。

 

年代別ユーティリティシャツの特徴

ここから年代別の特徴を簡単に紹介して行きます!

 

55年〜59年 筒袖 1st Model(初期)

コットンサテンのOG 107のユーティリティーシャツは1955年に誕生しました。

 

1st Modelと呼ばれるOG107の特徴はコントラクトの表示がラベルではなくスタンプで表示されていることです。

 

また、袖は2枚のパーツで構成されたシンプルな筒袖になっており、年代を判別する上で重要なパーツです。

 

それと、使用されているボタンが茶色であることですねw

 

60年〜63年 筒袖 1st Model(後期)

1960年になると1st Modelの後期となり少しディティールが変更されます。

 

まず、スタンプ表記だったコントラクト表記がラベル表記になります。

 

そして、初期モデルは茶色いボタンだったのが、オリーブ色に変更されます。

 

ボタンの色はいくつかバリエーションがあり、茶色に近いオリーブ色なども存在します。

 

64年 筒袖 2nd Model

1964年から2nd Modelと呼ばれるようになります。

 

このモデルの最大の特徴は、袖口に調整用のストラップがついたことです。

 

またシルエットも少しシュッとしてウエストに絞りが入りシャツスタイルのイメージが強くなりました。

 

また、フロントボタンの数が6個から5個に変更され、全てのボタンが同じピッチになっています。

 

他にも細かく言うといくつかありますが、袖口をみれば判別できると思いますので割愛しますw

 

64年 7月〜12月 筒袖 3rd Model

かなり短い期間ではありましたが袖口の調整ストラップが不評だったらしくすぐに廃止されましたww

 

それ以外は2nd Modelのディティールをそのまま踏襲しています!

 

65年 シャツ袖 1st Model

64年でストラップ式が不評だったことからか、65年からはシャツ袖が登場します。

 

ディティールはそこまで変更ありませんが、フロントボタンが6個に戻ったり、ポケットのフラップがホームベース型に変更されました。

 

どちらかと言うと筒袖の1st Modelに戻ったようなディティールへ進化しています。

 

66年〜69年 シャツ袖 2nd Model

66年からはこれまでの平ボタンからBDUボタンへ変更されました。

 

平ボタンは強度が弱いらしく、欠品や欠けているものも多いようです。

 

より強度のあるBDUボタンになったことで物持ちも良くなりましたw

 

古着屋で良く見かける60年代のOG107はこの年代のものが多いです!

70年〜72年 シャツ袖 3rd Model

基本的に2nd Modelとディティールは変わりません。

 

変わったのは、ダブルステッチから部分的にシングルステッチになったことです。

 

生産性のUPやコストカットなのかわかりませんが、簡略化されたモデルになります。

 

2ndに対してどこか1部分でもシングルステッチになっていたら3rdと言うことになります。

 

72年〜77年 シャツ袖 4th Model

72年からは全ての縫い合わせがシングルステッチとなります。

 

簡略化され、シンプルなディティールへ進化し、完成形となった最終モデルになります。

 

コットン100%のOG107としてはこのモデルで最後になり、以降はコットン50%、ポリエステル50%のOG507へ変更されます。

 

78年〜 OG507

78年からはOG107からモデル変更があり、OG507へと変化します。

 

OG507は現在でも格安で買うことができ、デットストックなどもたまに見受けられます。

 

この辺まで来ると近所のセカストや古着屋でも見かける感じですねw

 

ラベルも黄色のラベルに変更され、ぱっと見で78年以降のユーティリティーシャツだ!とわかりますよw

安く買うにはどこで買えばいい?

基本的に古着でしか取り扱いがなく、どこで買えるのか?

 

また、どこなら安く買えるのかを紹介します!

 

1番安く安心して買えるのは楽天!

個人的に一番安く安心して買えるのは楽天かなぁと感じています。

 

フリマサイトでも格安で買えることがありますが、ヴィンテージの性質上、品質が悪かったり、見えない部分で汚れや破れがあることがあります。

 

僕もフリマサイトで買ったことありますが、袖がかなり雑に詰められていて・・・

 

説明にも書いてないし、写真でもわかりませんでした・・・

 

安心して買いたいなら古着屋か古着サイトで買おう!

近くにUS物を取り扱っている古着屋があれば、もしかしたら置いてあるかもしれません。

 

直に見て買えれば、それが一番いいですw

 

ですが、なかなか上質なものは無く、サイズも揃っていない場合が多いですw

 

その場合はオンラインで買える古着屋がおすすめ。

僕が紹介できる古着サイトは

セカンドストリート

ベクトルパーク

トレファクスタイル

この辺ならある程度安心できます。ダメージがある場合はしっかりと記載してくれているので安心です。

 

ユーティリティーシャツの魅力まとめ!

いかがでしたか?

 

コットン100%のユーティリティシャツは経年変化が非常にカッコよく、デザインもシンプルでさらっと羽織れます。

 

使いやすく、雑に洗濯しても丈夫で長持ちします。

 

現在では、70年以前は数が減ってきているようですが、まだまだ在庫はあります。

 

金額も5000〜8000円くらいではいいものが買えるので、なくなって価格高騰する前に1着どうですか??

 

ただし注意点が1つ

 

ここからミリタリーというジャンルにハマると大変なことになりますので、ご注意くださいww

 

僕の初めてのミリタリーはOG107でしたw

 

皆さんも気をつけてアメカジを楽しんでくださいねww

 

それでは今回はこのくらいにしようと思います!

 

それでは、また別の記事でお会いしましょう!!

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